投稿者:ryokoさん

中学2年の夏休みの事です。
わたしは所属していたバレーボール部のキャプテンに選ばれました。
自分より上手い子は他に居たし、わたしはどちらかと言えば目立たない方だと思っていたので、これはすごく意外な事でした。多分、他の部員たちもそう思っていたと思います。

事件は夏休みも終わりに近い頃に行われた、3泊4日の合宿の帰りに起きました。
何とか部員をまとめて合宿を終わらせなければというプレッシャーのためか、わたしは2日目の夜辺りから少し体調を崩していました。お腹の具合が悪くなってきたのです。もっともその段階では下したりという事はなかったのですが。

最終日、出発の準備をしたり顧問の先生と話し込んだりしていたわたしは、ついトイレに行きそびれてしまいました。
多少の尿意は感じていたと思いますが、1時間ぐらいでトイレ休憩があることを知っていたので、わたしはそのままバスに乗り込んでしまいました。

バスに乗ってすぐ、わたしは自分の判断が間違っていた事に気付きました。
尿意が高まってくるのと同時に、便意まで催してしまったのです。
(まずい、早く、早くトイレに行かないと……。)
緊張のためか、腋の下が汗で湿って来ます。
バスが揺れるたびに下半身が刺激され、今にも漏れてしまいそうな感覚に襲われながら、わたしは必死に耐えました。
ぐるるっ、きゅううっ!
お腹が微かに音を立て、その度に便意が駆け下ってきます。シートにお尻を押し付け、時々腰や股間を押さえるわたし。でもそんな事でいつまでも我慢できるものではありません。そのあと少し道が渋滞して予定より時間がかかった事もあり、サービスエリアの看板が見える頃には、尿意も便意も既に限界に達していました。
(ああ、出ちゃう、早く、早く……。)
わたしの願いもむなしく、バスはサービスエリアの手前で止まってしまいました。
(何?何してるのよ?)
バスの前の方ではガイドさんが運転手さんと何かを話し、マイクを手に取りました。
「すみません、渋滞ののせいでこの先のパーキングが混雑してますので、次の大きいサービスエリアまで行こうと思うんですが、それまで我慢できない方、いますか?」
車内から笑いとため息が起こりました。
(どうしよう、手を上げるのは恥ずかしいけど、でも、でも……。)
わたしはゆっくりと手を上げました。車内が静まり返ります。
「……分かりました。じゃあ、ここに寄ります。」
ガイドさんの少し戸惑ったような声も、ざわつく車内も気に掛ける余裕はありません。わたしは少し前かがみになり、必死で我慢します。体が小刻みに震えるのを抑える事が出来ません。
「う、ううっ、ううんっ……。」
呻き声が漏れてしまいます。生理現象を我慢する事がこんなにも大変だということを、わたしは今まで知りませんでした。
ようやくバスがエリア内に入りました。
(駄目、もう我慢できない!)
わたしは立ち上がりました。バスのドアが開きました。ステップを降りようとした時、便意の波が襲ってきました。
(ああ、間に合わないっ!)
急いで括約筋を引き締めましたが、手遅れでした。
ブビイイイッ!湿った小さな音がして、下着の中に生暖かいものが放出されました。
(出ちゃった、出ちゃった……。)
しゃがみ込んでしまいそうになるのをどうにか堪え、わたしはバスを降りてヨチヨチと歩き出しました。その時、更に大きな波が……。
「ひっ!」
それに耐えることは出来ませんでした。さっきとは比べ物にならない大きな音とともに、軟便が漏れてしまいました。液状のものが下着から溢れ、脚を伝います。
「ああ、あああ……。」
わたしはそのまま地面に膝を付いてしまいました。
もう止まりません。わたしのおもらしを、チームメイトや通りがかりの人たちが遠巻きに見ています。わたしは力尽きて座り込み、気付くとオシッコもその場で漏らしてしまっていました。
満員のトイレに向かうことも出来ず、わたしは近くの雑木林の奥で後始末をし、ジャージをはいて帰りました。

この失敗の件は夏休み明けには男子にも知れ渡り、わたしはそのまま部活をやめてしまいました。